
院長コラム「手術後の検診について」✨
こんにちは、院長の松林です。
今日は手術後の検診についてのお話です。
美容外科の手術は一部を除いて受けっぱなしというわけにいきません。
一生メンテナンスが必要というわけでは決してありませんが、手術後しばらくは検診というフォローアップが必要です。
最近問い合わせが多いのが、「他院で数日前に受けたのですが、診てもらえませんか?」というものです。
理由を伺うと、
①遠方で受けたから(韓国であったり東京や名古屋方面であったり)
②手術の翌日に手術を受けたクリニックが閉院してしまったから
③緊急の処置が必要なのに、かなり先まで予約が取れないと言われたから etc.
基本的には執刀医に診てもらうべきと考えますが、緊急を要するものはそうも言ってられませんので、来院してもらうことがあります。
上記①のケースのように私の患者さんもご遠方から来院される方が多いです。おそらくその比率は全国の美容外科クリニックの中でもかなり高い方だと思います。
遠方の患者さんでも必ず検診に来ていただくという約束で手術をお引き受けしています。
これは外科医というのは自分の手術に責任を持つということはもちろんの事ですが、自分が執刀した手術の結果を知ることで自分自身が成長するからです。
1例1例の手術結果の積み重ねが自分の「引き出し」を拡げてくれます。
それが次の手術に活かされて、より良い結果を生み出します。
ですから当院ではすべての患者さんに定期的にフォローアップのラインや電話を行っています。
よく同業の先生からも「一銭にもならないのに何でわざわざ連絡して来させるの?」とか「やぶ蛇にならないの?」とか聞かれます。
確かに検診は無料なのに時間は確保しなければいけませんので、経営的には負担かもしれません。
しかしこちらから連絡することによって、患者さんが気になっていたことを知ることが出来ます。
患者さんはわざわざ自分から言うほどのことではなくても、聞かれたら言ってみようということはよくあると思いますので。
実際に『患者様の声』(術後のアンケート)にも、「連絡をいただいたのでちょっとしたことでも伝えることが出来て良かったです」という意見も多く頂きます。
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上記②のケースのクリニックは論外ですし稀なことですが、上記③のようなケースも時々見られます。
そのようなクリニックは予約が取れないくらい流行っているのではなくて、常勤の医師がいないから予約が取れないことが多いのです。一部のチェーン展開しているクリニックは週の半分以下しか医師がいないので緊急時には対処できないという問題もあります。
つい最近あったのは、福岡にもあるクリニックの東京院で手術を受けられたのですが、術後に患部の異常な腫れがみられて福岡院に連絡したのですが、予約が取れずに診てもらえなかったということで来院されました。
診察をすると大きく腫れ上がっていて緊急で処置を行いました。放っていたら人工物に感染が及んで大変なことになっていたかもしれません。
その福岡院に勤める医師を私も良く知っていますが、なぜ予約が取れなくて診察できない状況だったのか、今度お会いしたときに聞いてみようと思います。
このような理由で、私は術後の検診をとても大切にしています。
経過が良好だと検診に行くのが面倒臭いと考えるのも分かります。
「便りがないのは良い便り」という先生もいますが、そうとは限らないこともあるのではないかと。
積極的にこちらから経過を伺うことによって、必要に応じて何らかの処置などを施してより良い結果になることもあると考えますので、ご理解いただけたら幸いです。
検診の時期や回数は、手術の種類にもよりますが、3か月検診を一つの目安としています。このときに『患者様の声』というアンケートにご協力していただいています。
これはご本人が掲載の拒否をされない限りはすべてウェブ上に掲載しています。
厳しい意見を頂くこともありますが、有り難く真摯に受け止め、反省材料とさせていただきます。