・バッグは半永久的と言われています。
私が採用しているアラガン社のバッグは、日本では厚労省が唯一認可しているバッグで、乳がん後の乳房再建などでも半永久と言われています。
よく「10年」という言葉は聞かれますが、これは製造メーカーが「10年間フォローアップして下さい」という推奨文からきているものと思われます。
・乳がん検診は受けれます。というより豊胸術をするしないに関わらず受けて下さい。超音波検査を受けて精密検査が必要であればMRIを受けることになります。
・乳腺外科医にはちゃんと伝えるべきです。
・乳腺自体には触りませんので授乳には一切差し支えありません。
・硬くなるのは拘縮を生じた場合です。拘縮というのはバッグの周りに生成される被膜が厚くなったり狭くなったりすることです。拘縮はある一定の確立(5%程度)で起こりえます。私は0.5%以下ですが。
・異物感があるかどうかは元バストのサイズなどによります。元バストがAカップなどで大きめのバッグを挿入した場合などは違和感がでることがあります。
注:現在当院が採用している豊胸のインプラントバッグはアメリカのFDAから認可を受けておりますエスタブリシュメント・ラブス社の「モティバ」です。
「モティバ」は将来的な耐久性、安全性などが確認できましたので採用に至りました。